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最後の酸素ボンベ (2023年2月24日)

   今週水曜日の5校時,多目的ホールにて,全校道徳を行いました。今回の指導教師は,小林校長先生です。担任教員も生徒とともに授業に参加し,「考え,議論する道徳」の実現を目指しました。扱った教材は,「最後の酸素ボンベ」。「『国境なき医師団』で働く医師のところに、明らかにもう助からないと分かる子どもが運びこまれて来た。『その子のために貴重な酸素ボンベの酸素を使うべきかどうか』という問題」について,生徒・教員が考えて,討論しました。一つの価値の押し付けではなく,正解のない問題に対して,多様な考えを理解し,その上で,自分で判断して行動する力を高めていくことが,今回の授業のねらいです。校長先生は,一人一人の意見に耳を傾け,多様な考えを引き出し,深い学びにつなげていました。生徒も教員も,これまでの経験や生き方をもとに考えを発言していました。